2018年6月8日金曜日

レオコンシャツ(UBAS Leo Minor)

だいぶ前に買ったコンシャツのご紹介。
LeoMinorのChemise de Combat(UBAS)。

フランス軍は何気にコンシャツの種類が多いので、楽しい。





結構前から使用例があるコンシャツです。

【詳細】
・タグ

Leo Minor社の2010年製です。
サイズはT.S。
Tall.Sの略なのか、Taille Sの略なのかは不明。
個体の出があんま無いのと、タグの画像がそんなにネットに出てこないので、
比較ができないんですよね…。

L社自体は、T4の生産も行っているので官給に近いですね。

・胴体部分
Tシャツのような硬い生地ではなく、バラクラバに使われるようなやわらかく、もっちりした生地。
意外と厚手なので、夏場はしんどい。

・腕ポケット


これがLeoMinor製UBASの最大の特徴です。
フラップがメスベルクロではない仕様になってます。
T4系統とは異なるので、ジレ着てても判別しやすいです。

・脇のあたり

以前紹介したNFMコンシャツ[記事リンク]とは異なり、脇周りはシンプルです。
通気用の穴がふたつ。

・素材の違い

CCE部分は2種類の生地で構成されています。
襟と腕のRIPSTOP生地と、肩のスポンジ生地です。

・肩
肩は、中にスポンジが入っているようなやわらかい生地になっています。
アーマーやリュックを着ても痛くならないような工夫だと思われます。

・RIPSTOP


左がveste T4S2(Zone Temperee)で、右がLeoMinorUBASです。
温帯T4が単純な格子状になっている一方、UBASはRIPSTOPに更にヘリンボリンな模様が見て取れます。


ダゲPantalon T4S2との比較。
UBASは通気性命ですから、やはり熱帯向けの織り方。



でピッタリなのがこれ、T4S2のZone Chaude。
上下で同じ生地にしたいなら、これがオススメです。

・袖
 ベリベリ

・(多分)エルボーパッドケース
何も入ってませんでした。


そんな感じです。

【使用例】
 (via:facebook 3e Régiment de Hussards)
(via:facebook 3e Régiment de Hussards)

落ち着いたベージュの胴体部分と、ベルクロなし腕ポケットですぐに判別できますね。


ダゲT4S1を添えて…。
UBASなので、暑いエリア想定で組むのにも最適です。


アフガンだかどっか。
前面が隠れていても、このようにポケットだけで判別できます。



フランス軍のコンシャツでよくわからなくなったら、腕ポケットの形状とベルクロの色、あとは胴体部分の色味でだいたい区別できると思います。

最近また1着買っちゃったので、それはまた今度。

おわり