LeoMinorのChemise de Combat(UBAS)。
フランス軍は何気にコンシャツの種類が多いので、楽しい。
結構前から使用例があるコンシャツです。
【詳細】
・タグ
Leo Minor社の2010年製です。
サイズはT.S。
Tall.Sの略なのか、Taille Sの略なのかは不明。
個体の出があんま無いのと、タグの画像がそんなにネットに出てこないので、
比較ができないんですよね…。
L社自体は、T4の生産も行っているので官給に近いですね。
・胴体部分
Tシャツのような硬い生地ではなく、バラクラバに使われるようなやわらかく、もっちりした生地。
意外と厚手なので、夏場はしんどい。
・腕ポケット
これがLeoMinor製UBASの最大の特徴です。
フラップがメスベルクロではない仕様になってます。
T4系統とは異なるので、ジレ着てても判別しやすいです。
・脇のあたり
以前紹介したNFMコンシャツ[記事リンク]とは異なり、脇周りはシンプルです。
通気用の穴がふたつ。
・素材の違い
襟と腕のRIPSTOP生地と、肩のスポンジ生地です。
・肩
肩は、中にスポンジが入っているようなやわらかい生地になっています。
アーマーやリュックを着ても痛くならないような工夫だと思われます。
・RIPSTOP
温帯T4が単純な格子状になっている一方、UBASはRIPSTOPに更にヘリンボリンな模様が見て取れます。
ダゲPantalon T4S2との比較。
UBASは通気性命ですから、やはり熱帯向けの織り方。
でピッタリなのがこれ、T4S2のZone Chaude。
上下で同じ生地にしたいなら、これがオススメです。
・袖
ベリベリ
・(多分)エルボーパッドケース
何も入ってませんでした。
そんな感じです。
【使用例】
(via:facebook 3e Régiment de Hussards)
(via:facebook 3e Régiment de Hussards)
落ち着いたベージュの胴体部分と、ベルクロなし腕ポケットですぐに判別できますね。
(via:https://www.defense.gouv.fr/fre/actualites/operations/barkhane-point-de-situation-du-25-septembre)
ダゲT4S1を添えて…。
UBASなので、暑いエリア想定で組むのにも最適です。
アフガンだかどっか。
前面が隠れていても、このようにポケットだけで判別できます。
フランス軍のコンシャツでよくわからなくなったら、腕ポケットの形状とベルクロの色、あとは胴体部分の色味でだいたい区別できると思います。
最近また1着買っちゃったので、それはまた今度。
おわり