2018年4月14日土曜日

Haix Nepal Proを眺める

どーんときた

現在のフランス軍で支給されているHAIX社製のブーツが届いたので、Unboxing記事を書きました。




地味に足元の更新が始まってきてます。

(via:facebook 3e Régiment de Hussards)

左の人の靴が今回の主役です。

こんな箱で届きました。

HEROES WEAR HAIXってコピーが書いてあります。

実際も同じ箱で支給されているようです。
(via Youtube "JE PARS À L'ARMÉE !!"/ Tibo InShape 
この動画面白いんで是非チェックしてみてください。

で、中身。

【全体】

茶色がベースの今どきなデザインです。
イギリスもAltberg Defenderや同HAIX社の"Combat High Liability"なんかの茶色ブーツを採用してますし、最近のワールドスタンダードな感じなんでしょうか。


【外側】
↑右足

この五角形がかっこいい
↑五角形のアップ

見ての通り、細かなパーツと複数の素材が使われています。
茶色の大部分はスエードになっており、背面とブーツのくち・ベロは革、五角形の真上の小豆色の部分はメの細かいメッシュのような素材(水着っぽい手触り…)、かかとにはゴムっぽい強化素材、横側のメッシュ等々…

軍装としての観点以上に、所有欲を満たしてくれるようなディティールです。

【内側】

五角形の直上と、足の側面メッシュがありません。


五角形のドアップ。
見づらいかもですが、下部に”ANKLE PROTECTION”と書かれています。(更にその下にはGORE-TEXタグ)

【ソール】
 STABILIZER
 ABSORB
HAIXの模様がクセになる。
 お決まりのvibramソールマーク。
ちょっと引きの画。

【細かいとこ】
 ベロの裏にHAIXマーク
 これ結構ビックリしました。
引っ張って靴紐締めるヤツ。
底。
DOUBLE HOLE FRAMEなんだそうです。
EUサイズ表記です。
Made in Croatia。

【雑感】
以前に紹介したFélinブーツはARGUEYROLLES社製もので、官給の雰囲気しかない仕上がりでしたが、今回のHaix社製Nepal Proにはお堅い支給品感がなく、カジュアルでとてもいいと思います。

旧RANGERS時代で言えば、バックルの上にパンタロンのゴムを噛ませるスタイルがあり、それで一つの型が完結していましたが、近年のTNG配備によってもはや伝統は消え去りました。

被服刷新の波に合わせた合理的な選択の結果がこれだと思えば、これ以上無いほど適当だと思います。

【使用例】
(via:facebook 3e Régiment de Hussards)
  (via:facebook 1er régiment d'infanterie)
黒く輝くアンクルプロテクションが素敵。
 (via:facebook 1er régiment d'infanterie)
閲兵のような場でも靴は統一されていないようです。

足元のアップってあんまないのでコレ!という使用例がなかなか…
ただ、ブーツって意外と目につくアイテムなので、持ってて損はないと思います。

まだ履いてないので、使ってみた感想はまた今度。

一旦おわり