2015年8月16日日曜日

独仏合同旅団装備の基本1-1 -被り物編・ベレーについて-

振り返りも兼ねて、独仏合同旅団ではどんな装備を使っているのか頭から足まで書いていきたいと思います。連載ものです。

というわけで今回は被り物の特にベレーについてです。

※フランス側の装備についての記事なので、ブンデス側の記載はありません。
※今回の「被り物」とは、ベレー・カスク(ヘルメット)・その他の3つにざっくりと分類したものを指します。




○ベレーの種類

ベレー自体は2つに分類されます。
一つは紺無地(第110歩兵連隊、第1歩兵連隊、兵站大隊)です。

そして2つ目が紺驃騎兵(第3驃騎兵連隊)です。
このマークが特徴

ちなみにこの驃騎兵のマークは

こんな感じで後縫いなんですねぇ



ベレーに付いているベレー章に関しては4種類ほど違ったタイプが存在しますが、それはまた別の回で説明します。

○かぶり方

かぶり方について一番独特なのが、ベレー章が頭の左にあるということです。
一方でフランス軍の多くの連隊では、Commandos Marineや国連ベレーなどの例外はあるもののほとんどが右ベレー章のスタイルをとっています。この点がBFA独自の特徴でもあります。

それから、被りは浅くして、眉間のほうが深く、頭の後ろの部分が高くなるように被るといい感じです。顎を上げた際にベレーが水平になるくらいが理想

こんな感じ

傾斜つけてもベレーが落ちないようにするには、いつも帽子を買うときの感覚から若干サイズ小さめのものを選ぶと良いでしょう。

また、絶対ではないですが、フランスのベレーはベレー後ろから出ている紐を長めに出す傾向があります。

○買うときのポイント

・サイズが若干キツめのものを選ぶ
・中古のものを選ぶと”癖”がついているので被りやすい
・ベレー章はドイツ国章つきのものでなければOK
・ドイツのベレーのほうが右にベレー章を着けること前提で作られているので楽

○参考までに…

我が家の無地ベレー(ドイツ式ベレー章国章なし)

我が家の驃騎兵ベレー(フランス式ベレー章縦ピン)

いずれもドイツ語タグです。比較的流通多いからね…


だいたいそんな感じ、書き忘れたことがあったら適宜更新します。

つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿